IVRyは、リクルートと共同で、予約台帳アプリ「レストランボード」とIVRyの「AI電話システム」を活用したAIによる電話予約自動化の実証実験を開始する。
同実証実験は、多忙で出られない電話や営業時間外の電話などの飲食店における現場オペレーションの効率化、予約取りこぼし防止を目的として実施。先んじて、レストランボードを利用する10店舗に同システムを導入し、実験結果を鑑みた上で本導入に向けた取り組みを推進する予定だという。
同取り組みにより、電話を通じた飲食店の予約が24時間対応となり、かつ予約台帳アプリと連携し、即時予約を確定する処理ができるようになるとのこと。また、AI技術を活用した自然な発話での会話対応も実現しており、たとえば、飲食店を予約したい顧客は、日付、時間、人数などを一つひとつ入力する必要がなく、代わりに「明日の19時に2人で」といった問い合わせを認識することが可能だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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