SCSKは、札幌市並びに北海道大学と「地元愛/母校愛による『応援型』ふるさと納税プラットフォーム実証事業(仮称)」に関する連携協定を締結した。
同事業は、SCSKが立ち上げを予定しているもので、縁やゆかりのある地域への貢献意欲や愛着心をもとに、その地域にある大学に対してふるさと納税を活用。地域の関係人口の増加や地域活性化への貢献を支援することを目指すという。連携協定の主な内容は以下のとおり。
地元愛/母校愛による『応援型』ふるさと納税プラットフォームの仕様検討・構築
- ふるさと納税ポータルサイトの仕様検討・構築・運営
- 現行業務・ルールなどの情報共有
- 仕様案に対する評価
- サービス化後の本導入の検討
広報・PR活動
- 札幌市内の北海道大学以外の大学に対する普及
- 札幌市以外の自治体に対する普及
同プラットフォームでは、ふるさと納税の仕組みを用いて教育機関を応援。母校愛や大学の研究テーマへの関心をモチベーションにふるさと納税を行い、その返礼として教育機関は教育コンテンツの提供などを行う。これにより、寄付者のその地域の教育機関への関心を継続的なものにするとともに、関係人口の増加を目指すとのこと。2025年に全国地域に向けた同プラットフォームのサービス提供を目指すとしている。
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