米現地時間2024年5月7日、ServiceNowと富士通は「Fujitsu Uvance」のオファリング提供に向けた戦略的パートナーシップを締結すると発表した。
両社は、2024年後半にFujitsu Uvance Kawasaki Tower(神奈川県川崎市)で開設する「Fujitsu-ServiceNow Innovation Center」を通じて、富士通のアドバイザリーサービスである「Fujitsu Customer Advisory and Support Excellence」と、ServiceNowの「ServiceNow Impact」を組み合わせた新たなオファリングを提供するという。
まずは、製造分野に向けた「エンジニアリングチェーンマネジメント(ECM)」と「サプライチェーンマネジメント(SCM)」の管理、業務データの連携、業務プロセスを統合するプラットフォームを「Fujitsu Uvance」のオファリングとして提供することを目指すとのことだ。
富士通 執行役員副社長COO 高橋美波氏は、「ServiceNowとの戦略パートナーシップ締結により、生成AIをはじめとする両社のテクノロジーと実践知がより高度に融合され、富士通が掲げるマテリアリティの1つである『デジタル社会の発展』に向けた両社の取り組みは、より緊密に強化されることとなります」とコメントしている。
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