さくらインターネットは、防衛装備庁と「サプライチェーン調査に必要な役務の提供等」についての役務請負契約を締結した。
防衛省が実施するサプライチェーン調査は、防衛産業による装備品などの安定的な製造を確保するため、防衛産業のサプライチェーンについて、安定的な製造等に係るリスクを把握し、必要な対応を図ることを目的としている。
同契約締結により、防衛省が実施するサプライチェーン調査に使用するクラウドインフラとして、IaaS型パブリッククラウド「さくらのクラウド」が採用されるという。
さくらのクラウドは、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(通称:ISMAP)」に登録されており、日本政府の求めるセキュリティ要求を満たしている。また、2023年度にデジタル庁が募集した「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」に、条件付きで認定されたIaaS型パブリッククラウドサービスであるという。
案件概要
- 公告件名:サプライチェーン調査に必要な役務の提供等
- 発注者:防衛装備庁
- 落札金額(税込み):7億5452万3440円
- 入札方式:一般競争入札
- サービス提供期間:2024年10月1日~2029年3月31日
【関連記事】
・ラクス、給与明細作成を効率化する新サービス提供開始 コスト削減やデータセキュリティ向上に貢献
・日立建機、約500のアプリサーバーなどをOCI移行 大規模基幹システムのクラウド化進める
・みずほ銀行、生成AI活用した次世代コンタクトセンターシステム運用開始へ PKSHAが大規模開発を支援