日立製作所(以下、日立)の子会社であるHitachi Vantara LLCおよび日立ヴァンタラ(以下、総称してHitachi Vantara)は米国時間2024年7月25日、業種向けAI対応インフラを提供するポートフォリオ「Hitachi iQ」をグローバルで販売開始すると発表した。なお、日本国内の販売は7月31日から開始するとのことだ。
Hitachi iQは、並列分散ファイルシステムHitachi Content Software for Fileを活用した、エンタープライズ向けのAIソリューション群。既にNVIDIA DGX BasePODを取得しているという。
Hitachi iQのグローバル展開に際して、まずはAIユースケースの特定、ROIなどを分析するためのサービス「AI Discovery Service」を海外で先行販売するとのことだ。
【関連記事】
・日立ヴァンタラ、4月1日付で営業開始 日立のITプロダクツ事業部門を承継
・日立ヴァンタラ、ワークロード管理など支援するデータプラットフォームを提供へ
・日立、生成AI活用に対する顧客伴走型新サービスを提供開始 導入から活用、人財育成までを支援