SAPジャパンは、SAP S/4HANA Cloud Public Editionを中核とした中堅中小企業向けオファリング「GROW with SAP」を短期・固定価格で導入するパートナー・パッケージ・プログラムを開始した。
GROW with SAPのパートナー・パッケージ・プログラムは、①対象業種が細業種にわたって明確であること、②各業種の標準的業務が事前に定義済みであること、③導入プロジェクトが短期間で完了できること、④導入費用(SAP S/4HANA Cloud Public Editionサブスクリプション費用を除く)が明確になっていることなどを特徴とし、これらの条件を満たしたオファリングはSAPのパートナー企業より提供される。
これにより、顧客は実現範囲を正確に理解・合意したうえで導入プロジェクトを開始できるという。また、プロジェクト進行にともなう追加費用の発生を抑えられるので、低リスク型クラウドERP導入モデルの実現が可能だとしている。
Grow with SAPのパートナー・パッケージ・プログラムに対応したオファリングは、既定のプロセスを経て次のパートナー企業より順次提供される予定である。
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