ドリーム・アーツは、博報堂テクノロジーズに大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を提供したと発表した。
博報堂テクノロジーズでは、組織や用途によって異なる申請システムを採用していたため、基幹システムと付随する申請業務が分断されるなど、現場の作業負荷が増大していたという。
こうした課題を背景に、新プラットフォームの検討を開始。同社のグループ全体が利用するには、新たな申請プラットフォームとして、会社ごとに異なる業務要件やコンプライアンス要件に応えられるシステム基盤が必要不可欠だという。 複数のシステムと比較し検討を重ねた結果、SmartDBが採用されたとしている。
博報堂テクノロジーズによる採用ポイント
- 導入実績:2万人以上の利用規模に対する導入実績
- ワークフロー機能:会社をまたぐ兼務者・出向者を含む承認経路を実現
- データベース機能:柔軟なデータ管理や用途に合わせたデータ表示など機能が豊富
- 幅広い活用範囲:一般的な業務から電子帳簿保存法などの法的要件に対応可能
- 容易なアプリ開発:ノーコード開発のため、迅速な改修や開発費用の削減を実現
2024年5月より社員23,000人の利用を見据えた社内申請プラットフォームとして導入し、10月中の本番稼働に向けSmartDBでの業務アプリ構築を進めているとのことだ。
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