コンカーは3月21日、AI不正検知サービス「Verify」をリリースした。
Verifyは、Concur Expenseで申請された経費データをAIとML(機械学習)、加えてConcur Auditor(コンカーが運用するチェック担当者)による人的チェックを組み合わせた不正検知サービス。問題のあるデータのみをユーザー企業の監査担当者に報告するため、大量の情報を迅速に処理し、デジタル技術を活用して不正防止にも貢献するという。
38種類のチェックシナリオが用意されており、必要な項目を選んで確認可能。日付や金額の基本チェックから、不正な領収書の使い回しや高額請求、私的利用の検出まで対応しており、日本独自のグリーン車利用の有無、事業者登録番号といった内容も網羅されているとのことだ。
![サービスの流れ[画像クリックで拡大]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/21660/1.jpg)
- サービス開始日:2025年3月21日
- 連携の対象となるデータ:Concur Expenseの経費データ
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対象となるSAP Concurユーザー:Concur ExpenseおよびVerifyの利用ユーザー
- Concur Standard UBPプランは対象外
- 別途有償契約が必要
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