SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

  • ニュース
  • 新着記事一覧
  • Security Online
  • DB Online
  • イベント

    【開催予定】EnterpriseZine Day 2025 Summer
    2025年6月20日(金)オンライン開催

    HR×Data Forum
    2025年5月27日(火)オンライン開催

    • SaaS ERP最前線──適者生存の市場を勝ち抜く企業はどこに

      SaaS ERP最前線──適者生存の市場を勝ち抜く企業はどこに

    • 酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記

      酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記

    • IT部門から“組織変革”を~気鋭のトップランナーを訪ねる~

      IT部門から“組織変革”を~気鋭のトップランナーを訪ねる~

  • ブログ

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

【開催予定】EnterpriseZine Day 2025 Summer

2025年6月20日(金)オンライン開催

HR×Data Forum

2025年5月27日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

Dynatrace、運用・セキュリティ・開発の3分野で新機能発表 AIOps強化やシフトレフト促進へ

 Dynatraceは3月26日、グローバル年次イベント「Perform 2025」において公開した新機能を日本に向けて発表した。同日に開催された説明会では、執行役員 ソリューション技術本部長 黒岩宣隆氏がアップデートの詳細を説明。

Dynatrace合同会社 執行役員 ソリューション技術本部長 黒岩宣隆氏

1, 予防的な運用を実現するAIOps機能を強化

 同社のAIエンジンである「Davis AI」を大幅に拡張。これにより、企業はAI主導の自動化を通じて潜在的なインシデントを発生前に予測・防止できるようになると同時に、問題が発生した場合は迅速な調査を行うことで、自動修復の強化が可能になる。強化された機能の詳細は次のとおり。

  • AIを活用した成果物の生成を可能にし、自動修復ワークフローを強化
  • 自然言語による説明とコンテキストに基づく推奨によって、Davis AIの自動的な根本原因分析を強化。過去のインシデントの分析に基づいて、明確な問題の概要、具体的な修復手順、関連するベストプラクティスを提供する
  • 上記2つの機能は、将来の動きを予測するDavis AIの予測AI機能と組み合わせることで、予防的な運用を可能にする

2, シフトレフトを促進する開発者向けオブザーバビリティを発表

 また同社は、開発者にランタイムインサイトとトラブルシューティング機能を提供し、業界の「シフトレフト」を加速させる包括的なソリューションセット「Observability for Developers」を発表。機能の詳細は次のとおり。

  • 容易なデータアクセスと調査:Davis AIによるダッシュボードと、ログ、メトリクス、トレース分析を活用することで、アプリケーションパフォーマンスの追跡と最適化、システム健全性のモニタリング、エンドユーザーの操作分析、履歴データの表示、予測の提供を一つのプラットフォーム上で行える
  • 「Live Production Debugging」の導入:自動根本原因分析を含む、AIを活用したトラブルシューティングおよびデバッグ機能を拡張する新アプリケーション「Live Debugger」を導入。これにより、開発者は問題の再現や再デプロイを必要とせずに、ランタイム環境からリアルタイムのインサイトにアクセスできる。また開発者は、パフォーマンスへの影響を最小限に抑えつつデバッグ情報を抽出し、コンテキストのインサイトを活用可能となる
  • セルフサービスによる企業への導入:オブザーバビリティチームやプラットフォームエンジニアが開発者向けのセルフサービスモデルをシームレスに実装できるようにする。また、開発者ポータルや統合開発環境(IDE)との連携、カスタマイズ可能なエントリーポイントを提供することで、コンプライアンスに準拠したアプローチを維持しながら、開発者向けの生産性機能にアクセスできる

3, クラウドセキュリティポスチャ管理(CSPM)を含むセキュリティポートフォリオを拡大

 さらに同社は、新たなCloud Security Posture Management(CSPM)ソリューション(Dynatrace CSPM)によるセキュリティポートフォリオの拡大を発表した。

 Dynatrace CSPMは、既存のKubernetes Security Posture Management(KSPM)ソリューションを拡張したもの。セキュリティとオブザーバビリティに関する情報を集約し、コンテキスト化するという。また、既存のハイパースケーラー固有のソリューションとの統合や置き換えが可能で、アプリケーションとそれらが稼働するインフラストラクチャ両方のセキュリティ状況に関するインサイトを提供するとしている。Dynatrace CSPMによって、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境を管理する企業は、継続的なモニタリング、修復の自動化、可視性の一元化が可能になるとのことだ。

【関連記事】
Dynatraceが3つの新機能発表 AI分析機能とUX強化/複数のクラウドプロバイダーを管理可能に
7割の経営陣がセキュリティ部門のコミュニケーションは“技術的すぎる”と指摘──Dynatrace調査
Dynatrace、AWS東京リージョンにおいて「Dynatraceプラットフォーム」を提供開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/21730 2025/03/28 08:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング