デクセリアルズは、社内のDX専門人材のレベルを定義し、可視化することで育成成果の最大化を目指す「DX専門人財認定制度」を導入、運用を始めたと発表した。
同制度では、半期に一度、全社員を対象にセルフアセスメントを実施し、その結果および各職場におけるDX知識を活用した実績の確認などをもって6段階のレベル評価に落とし込むことで、個人のDX人材としてのレベルを可視化するという。これにより、どの部門にどのようなレベルのDX人材が在籍しているのかのトラッキング、ひいてはその情報に基づいた最適な人材配置を可能にするとのことだ。
また、社員はセルフアセスメントによって自己の現状・レベルを理解し、半期ごとの目標設定と学習サイクルを決定することで、より積極的な自己啓発につなげるとしている。
今後は同制度を活用し、実務レベルで活躍するDX専門人材の育成と最適配置を加速させ、DX教育プログラムのPDCAサイクルを活性化させていくことで、その成果の最大化を目指すとともに、DXを通じた新たな価値創出につなげていくと同社は述べている。
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