ソフトバンクは、資料作成業務を支援するエンタープライズ向け生成AIサービス「satto workspace」を開発し、2026年春をめどに提供を開始すると発表した。
satto workspaceは、ユーザーがチャット形式で要件や構想の要点を入力するだけで、AIが内容を解釈して、提案資料や企画書などのプレゼンテーション資料を自動生成するサービス。入力された内容に応じて、連携している社内データやインターネット上の情報の中から必要な情報を取得し、テーマや目的に沿った構成や表現に整えたスライドを作成するという。

同サービスの特長としてソフトバンクは、AIチャットに指示を入力すると、AIが資料作成における情報収集から構成、表現までを支援することを挙げる。テキストや画像の配置、デザインなどの資料の骨格はAIが生成するため、ユーザーは資料を磨き上げることに集中できるという。部分的な修正もチャット上で指示可能とのこと。さらに、RAG技術搭載で、社内に蓄積されたファイルや、インターネット上の情報から必要な情報を引き出すことができるとした。
【関連記事】
・ソフトバンク、業務委託先から約14万件の個人情報漏えいか 「ワイモバイル」など契約者の個人情報が対象
・ソフトバンク、データブリックスのAIデータ基盤を活用したコンサルサービス開始 自社データ活用を促進へ
・「NTT法」についてKDDI・楽天モバイル・ソフトバンクがコメント公表 総務省による適切な検証求める
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア