トラスコ中山とSAPジャパンは、トラスコ中山が2026年1月5日にSAP S/4HANA Cloud Private Editionを基盤とした新基幹システム「パラダイス4」を稼働したことを発表した。
トラスコ中山では、従来はSAP S/4HANA(オンプレミス環境)が利用されてきたが、SAP S/4HANA Cloud Private Editionへ移行。2020年1月の基幹システム「パラダイス3」稼働を皮切りに、「サプライチェーンの中で自動化できる仕事は、全て自動化する」ことを目指し、AI見積「即答名人」や、在庫管理システム「ZAICON(ザイコン)3」など、業務改革とDXを推進してきたとのことだ。
こうした取り組みを支える基幹システムには、1日あたり約20万行に及ぶ注文に対して即納を実現するための、大量のデータをリアルタイムかつ正確に処理する高い性能と安定性が求められているという。また、2030年までに在庫アイテム数100万アイテムへの拡大、2030年に売上高5,000億円規模の達成を見据え、将来的な業績拡大を見据えた処理性能の段階的な拡張も不可欠だとしている。
今回稼働した「パラダイス4」は、ロジスティクスや会計を支える中核基盤であると同時に、同社が展開する各種デジタルサービスを支える基盤システムだという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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