富士通株式会社は20日、高集積システム・グリーンITに対応したシステムセンターの開設を2009年10月に予定していると発表した。95年以来データセンターサービスを提供してきた富士通館林システムセンターを拡張し、新棟を建設する。
延べ床面積22,000㎡、免震構造、CASBEE Sランク準拠、Tier 4対応の設備を基盤に、グリーンITに対応した効率的動力設備や太陽光発電設備、RFIDによる人位置情報管理システムなど、最新鋭の設備技術を実装する。さらに、SaaSビジネスの実行基盤、将来的にはデータセンター間での適用を検討しているグリッド技術などを採用し、次世代を見据えたデータセンターサービスを提供する予定だ。
同社ではクライアント企業の利用メリットとして、高集積システムの構築や、付帯設備・建屋から排出されるCO2の削減、システム運用環境の災害耐性強化などを挙げている。
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・高集積システム・グリーンITに対応した富士通館林システムセンターの新棟を建設(プレスリリース)