「MobiControl」は、カナダのSOTI社が開発販売したMDM製品で、発売から12年経過し、世界の10万社を超える企業で利用されているという。MDMとしてはもっとも多くの機能を搭載し、世界1位のシェアを誇るとしている。
「MobiControl」は、スマートフォン、タブレットやハンディーターミナル、PDAまたはPCを管理するにあたって、セキュリティを考慮しながら効率的に運用管理を進めたいと考えるユーザーに適しているという。
今回リリースされたのは、この「MobiControl」を日本語化した製品で、次のような特徴があるという。
・マルチOS/プラットフォーム対応(Windows 8、RTにも対応済み)
・リモートコントロール機能
・位置情報管理
・ランチャ機能(Kiosk端末化)
・Apple VPP対応
また、発表によるとVer10.0の新機能は次のとおり。
・マルウェア対策
ウイルスに汚染されたアプリまたはファイルを検疫し、削除または隔離。
・BYOD対応:利用条件の同意取り付け
企業が端末内のデータを取得することに対する同意文を表示することが可能となり、従業員より同意を得ることが可能。
・経費節減対策:使用量上限超過への対応
月間の通話量とデータ転送量に上限を設定し、それを超えると管理者に通報をしたり、通話または携帯電話回線経由のデータ転送の遮断を実行。
・電話発着信制限
管理者があらかじめ登録した電話番号の発着信に関する許可または制限が可能。
・Webフィルタ
指定ジャンルのWebサイトへのアクセスを禁止。
・構成プロファイルのリモート配付
iOSで利用可能な構成プロファイルをリモートで配付可能。
・端末認証
SCEPサーバーとの交信設定をコンソールで実行。
・グループウェア
CalDEV、CardDEV、Subscribed Calendarの設定をコンソールで集中設定。
■「MobiControl」の詳細
http://mobicontrol.jp/