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2013年の市場規模は前年度比2.0%と予測。親会社は子会社の「提案力」等に厳しい評価 矢野経済研究所、情報システム子会社の市場規模と経営実態に関する調査を実施

  2013/03/18 20:00

矢野経済研究所は、「情報システム子会社の市場規模に関する調査結果2013」と「情報システム子会社の経営実態に関する法人アンケート調査結果2013」を実施し、このほどその結果を発表した。
 

「情報システム子会社の市場規模に関する調査結果2013」は、2012年11月から2013年2月にかけて、国内の情報システム子会社を対象として調査が行われた。その結果によると、2013年度の情報システム子会社の市場規模は、前年度比2.0%増の1兆9,330億円と予測されるという。

2012年度の1兆8,960億円という規模に対して、2013年度は消費税増税前の駆け込み需要や、2014年にWindows XPのサポート期間が終了することなどに伴い、システムの開発・運用・保守いずれの業務受託も増加し、2013年度の市場規模は、前年度比2.0%増の1兆9,330億円になるとしている。

また、クラウドサービスやオフショアへの業務受託が増加し、ITサービス単価が下がり、市場全体としてみれば情報システム子会社の市場規模も2014年度以降下降基調になるとしている。

しかし、親会社はもちろん、親会社以外の企業からもグローバル展開支援の業務受託が増加することが予測され、当該業務に対応可能な情報システム子会社には、自社領域拡大のチャンスがあると指摘している。

一方、「情報システム子会社の経営実態に関する法人アンケート調査結果2013」は、2012年11月から2013年3月にかけて、国内の情報システム子会社および親会社を対象として調査が実施された。

その結果によると、情報システム子会社に対して、内販(親会社やグループ会社からのシステム業務受託)における企画プロセスにどの程度参加しているかを質問したところ、「親会社の主導だが、自社メンバーも企画に参加」が50.8%、企画プロセスには参加しない「主に開発プロセス(設計・開発)から参加」は20.6%となり、何らかの形で企画プロセスに参加している情報システム子会社が多いという結果になったという。

また、情報システム子会社に業務を委託している親会社に対して、「情報システム子会社の現在の評価」を6項目に分けて尋ねたところ、「不満」と「大変不満」の比率を合算すると、「ソリューション提案力」が41.1%と最も多く、次に「コンサルティング力」が40.8%、「技術力」が26.8%と続いたという。親会社が子会社の「ソリューション提案力」や「コンサルティング力」に厳しい評価していることが見てとれるとしている。

■「情報システム子会社の市場規模に関する調査結果2013」の詳細
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1084.pdf

■「情報システム子会社の経営実態に関する調査結果2013」の詳細
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1085.pdf

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。


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