北海道新聞社とイースト株式会社は、北海道洞爺湖サミットの開催にあわせ、共同で電子新聞の配信実験を行うことを発表した。
実験は、省電力で紙に近い表示を実現する電子ペーパーを使用した携帯型の端末「iLiad」(オランダ アイレックス・テクノロジーズ社製)に、無線インターネット環境を通じて行われる。北海道新聞のサミット関連記事を朝刊と夕刊の1日2回に分け、配信・表示するという。また、視聴者へのアンケートも併せて実施する。
実験は、6月19日から21日に札幌ドーム(札幌市豊平区羊ヶ丘)にて開催される北海道洞爺湖サミット記念環境総合展2008と、7月7日から9日に道新プラザにて行われる。なお、実験に使用する電子新聞は、JR札幌駅西口に開設予定の「さっぽろホスピタリティスペース」においても、7月7日から9日まで展示される予定。