フラッシュモジュール「HAF」は、ユニファイドストレージ「HUS VM」において、HDDと比べてデータの読み書きが高速なフラッシュ媒体を活用し、高速なデータ処理を実現するという。また、新モデル「HUS VM all flash」は、ストレージデバイスとして「HAF」を搭載し、フラッシュモジュールのみで構成が可能だという。
発表によると、フラッシュモジュール「HAF」と、オールフラッシュ構成が可能な「HUS VM all Flash」の特徴は次のとおり。
■「Hitachi Accelerated Flash」
日立独自のフラッシュメモリコントローラの搭載により、一般的なフラッシュ媒体の2倍となる1.6TBの大容量を実現。容量あたりの導入コストを大幅に削減。さらに、「HUS VM」では、最大96台の「HAF」を搭載でき、容量を153.6TBまで拡張可能。
■「Hitachi Unified Storage VM all flash」
・「HAF」と「Flash acceleration」の組み合わせで、高速なデータ処理を実現
「HAF」5台と、「Flash acceleration」を標準搭載しており、従来機種と比較して約2倍のデータ読み込み速度を実現。
・ストレージ容量の効率的な利用を実現し、導入コストを削減
「HAF」5台を搭載したオールフラッシュ構成を基本に、取り扱うデータの種類や容量などに応じて、「HAF」の追加搭載や、バックアップデータ向けなどにHDDを混在させるなど、最適なストレージデバイスの構成で提供可能。
・最新の仮想化機能を標準搭載
ストレージデバイス仮想化機能「Hitachi Universal Volume Manager」、ボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」、最新の仮想化機能を標準搭載しており、導入や運用管理にかかるコストを削減。
・「HAF」の定期データチェック機能およびデータ回復機能と連携
「HAF」がもつ定期データチェック機能およびデータ回復機能に加えて、両機能で回復できないデータがあった場合にも、ストレージコントローラがデータチェック結果からデータ回復を実施し高い信頼性を実現。
■日立ストレージソリューションのWebページ
http://www.hitachi.co.jp/storage/