この製品は、「Windows Server 2012」の仮想化機能である「Hyper-V」のサービスをあらかじめ起動する設定を施して出荷することにより、購入後すぐに使える仮想化環境を提供する製品だという。
「IBM System x 仮想化推奨モデル」は、「Microsoft Windows Server 2012」のプリインストールに加え、マイクロソフトの仮想化機能「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V」が提供する仮想化サービスを有効化した状態で出荷される。
これにより、「Microsoft Windows Server 2003」から新システムへの移行など、早急に対応が必要な仮想化環境構築において業務効率を高め、作業時間を軽減するとしている。
また、CPUの稼働モードを仮想化環境に最適化するパフォーマンス優先モードに設定することで、大量のワークロードを稼働させる仮想化サーバーとして安定したパフォーマンスを得ることが可能だという。
5製品のラインアップは次のとおり。
・タワー型エントリー・サーバー「IBM System x 3100 M4」
・ラック型エントリー・サーバー「IBM System x 3250 M4」
・タワー型ミッドレンジ・サーバー「IBM System x 3300 M4」
・ラック型ミッドレンジ・サーバー「IBM System x 3500 M4」
・ラック型ミッドレンジ・サーバー「IBM System x 3650 M4」
■「IBM System x 仮想化推奨モデル」の詳細
http://www.ibm.com/systems/jp/x/topics/virtualization.shtml