最新版の「Storage Foundation」により、データセンターでSSDを活用し、ミッションクリティカルなデータおよびアプリケーションへのアクセスを従来型のストレージエリアネットワーク(SAN)と比較して速度を400%向上させることができるとしている。
データセンターのパフォーマンスを向上するSSDの導入に対するニーズが高まっているなか、これまではストレージを効率的かつ効果的に管理することができる集中管理インテリジェンスがなかったという。
最新版の「Storage Foundation」により、こうした課題を解決しつつ、可用性を損なわずにSSDを既存のダイレクトアタッチストレージ(DAS)およびSANと統合することが可能になるという。
発表によると、「Storage Foundation 6.1」の主な特徴は次のとおり。
・SmartIOテクノロジーによる業界初の直観的キャッシュレイヤー
SmartIOは、重要なアプリケーションの稼働環境を把握し、利用アクセスが高いホットデータのみをローカルSSD上にキャッシュすることによって、従来型の二次ストレージと比較し、パフォーマンスを最大400%向上。
・FSS(Flexible Storage Sharing)テクノロジー
FSSにより、サーバーからリモートサイトにあるストレージにアクセスする場合でも、ローカルにあるストレージにアクセスしているような感覚でアクセス可能。これにより、安価なストレージ・ハードウェアを活用してコストの削減が可能。
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