ハンドリームネット、セキュリティアプライアンス「SubGate」の最新版
「侵入後の拡散防止」を重視しクライアントに最も近いLANスイッチでウィスルを封じ込め
「SubGate」は、ウィルスの感染活動に特徴的な通信の振る舞いを瞬時に検知するセキュリティアプライアンスに、L2(レイヤー2)スイッチ機能を搭載している。
それにより、クライアントに最も近いLANスイッチで疑わしいクライアントを自動的に遮断することで、LAN内のウィスル拡散、感染したクライアント経由での情報漏えいを防ぐことができるという。
ハンドリームネットでは、サイバー攻撃対策は、従来の「侵入防止」から「侵入後の拡散防止」や「二次被害対策」に比重をシフトするべきであるという認識が高まっているのを受けて開発してものだとしている。
「SubGate」は、通常のLANスイッチと同様に簡単に導入でき、ウィルスを自動検知、自動分析、自動遮断できるという。
最新版「SG2100シリーズ」は、PoE(Power over Ethernet)の1ポート当たりの給電能力が、従来の15.4Wから30Wに向上し、アップリングポートのスピードが従来の1Gから10Gに向上するなど、より多くのシステム要件に応えられるようになったという。
最新版の「SG2100シリーズ」は、Ethernetポート数やVoIP/ 無線アクセスポイントへの対応の有無により、全部で6モデルが用意されている。

発表によると、「SubGate」の機能と特徴は次のとおり。
・Behavior(振る舞い検知)方式の採用によりウィルスパターンファイルの更新不要
・特許技術MDSセキュリティエンジン搭載で、ゼロデイ攻撃にも対応可能
・ARPスプーフィングを用いた内部ハッキング攻撃を排除し、機密情報、個人情報の漏えいを防止
・IP電話やユニファイドコミュニケーション環境における盗聴を自動検知・自動遮断
・ネットワークエッジでDoS/DDos攻撃などの各種有害トラフィックを検知・遮断
・高度なセキュリティ機能を実現しながら、フルサイヤースピードでの転送を保証
・Self Loop Detect機能により、ネットワークトラブル対策にも利用可能
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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