このサービスのこれまでのメールアーカイブ機能は、送受信メールを全文保管するストレージのディスク容量に応じた課金体系だったが、新しいオプションでは、利用するユーザ数(アカウント数)と保管期間に応じた料金設定になるため、ディスク容量を意識せずに利用できるという。
「アドバンストアーカイブオプション」の主な特徴は次のとおり。
・アカウント課金で保管容量は無制限
保管期間とアカウント数に応じた課金体系で、期間中のディスク容量は無制限。保管期間は1年~10年まで選択が可能。
・本文/添付ファイル内のキーワード全文検索対応
「セキュアMX」を通過したメールは国内のIIJデータセンターにあるストレージに保管。ディスクに保管されたメールは添付ファイル内の文言を含め、キーワードによる高速全文検索が可能。
・改ざん検知機能
メール保管時にメールデータのハッシュ値を保存。ディスク保管されたメールを検索した際に、ハッシュ値を検証・照合することでデータが改ざんされているか否かを確認し表示。
・Office 365、Microsoft Exchangeとの連携
クラウドサービスのOffice 365、Microsoft Exchangeのジャーナリング機能と連携して社内メールを保存することが可能。「セキュアMX」を通過する社外からのメールを保管するだけでなく、Office 365、Exchangeのメールサーバを通過するメールのコピーを転送し、セキュアMX側で保管。
参考価格は、1アカウントあたり200円からで、保管期間により個別見積もりになる。
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