青森県立中央病院が仮想デスクトップのセキュリティ対策に「Trend Micro Deep Security」を採用
仮想サーバ上の薬剤・リハビリ支援などの医療情報システムも「Deep Security」で保護
青森県立中央病院では、医療業務の効率向上を目的として、電子カルテ情報の入力・閲覧用システムを仮想デスクトップ上で導入した。さらに、全病棟の看護師にAndroidタブレットを配布し、院内のどこからでもアクセス、編集できる環境を整備した。
VMware Horizon Viewで構築した仮想デスクトップ導入にあたり、患者の個人情報を入力・閲覧するシステムを保護するため、セキュリティ対策が必須とされたという。
しかし、セキュリティ対策を実施することによりシステムに負荷がかかり、パフォーマンスが低下、医療業務に支障をきたすことが懸念されたという。
そこで、セキュリティ対策製品の比較検討の結果、エージェントレスで仮想環境へのシステム負荷を抑えつつ、システムを保護することが可能な「Deep Security」が採用され、この3月に導入されたという。
また、青森県立中央病院では、仮想デスクトップ導入と同時に、薬剤システムや給食システム、リハビリ支援システムなど、これまで部門ごとに設置されていた約30のシステムも仮想サーバ上に集約した。
この仮想サーバに対しても、「Deep Security」を導入し保護。集約したシステムのさまざまなOSに対応した「Deep Security」により、安全なシステム運用を実現したとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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