ウォッチガード、有線・無線LANの統合ネットワークセキュリティ管理ツールを発表
新OS「Fireware 11.9」により、UTMアプライアンス用の統合管理ツールを強化
「Fireware 11.9」では、無線アクセスポイントの管理機能を飛躍的に向上させており、有線ネットワークと同様に無線ネットワークを一元管理するための機能を拡張。Webの統合インタフェースを通じて、リアルタイムでネットワーク全体の管理・監視を行うことが可能になったという。
「Fireware OS11.9」で新たに拡張された機能では、無線アクセスポイントの有効範囲の迅速なマッピング、有線および無線ネットワークのセキュリティポリシーの同時変更、そしてネットワークインフラ全般にわたるトラフィック、カバレージ、およびセキュリティ基準の適用を可能にするという。
トラフィックとチャネルの干渉、脆弱性の特定、帯域幅の優先順位の管理、そして同じ周波数を共有する隣接ネットワークに関して、すべての無線LANの活動をマッピングすることも可能だという。
これにより、無線LANを含むすべてのトラフィックやセキュリティの課題が明確になり、リアルタイムに管理することが可能になり、また、ネットワーク上の正規のアクセスポイントに紛れた不正なアクセスポイントの特定にも活用することができるとしている。
また、新OS「Fireware OS11.9」には、ウイルス対策、スパム対策、アプリケーション制御、標的型攻撃対策(APT)、情報漏えい対策(DLP)など、従来のベストオブブリードのセキュリティサービスも実装されている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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