従来のハードウェア環境では、物理サーバの調達から設置などに時間と手間がかかり、最大負荷を想定して仕様を決めるため、リソースの無駄が生じやすくなっていたという。
しかし、仮想環境では1つのサーバ上に共存するそれぞれのシステムの負荷に応じて各種リソースの割り当て変更が可能になり、リソースの有効利用が可能になる。
また、ソフトウェアに関しても、OSからミドルウェア、アプリケーションと各種の設定を完了し、動作確認ができた状態で提供するため、固有のネットワーク環境など最低限の設定作業だけですぐに利用可能だとしている。
・ThemiStruct-CM(テミストラクト-電子証明書)
電子証明書をインストールした端末のみアクセスを認める高セキュリティな環境を実現。また、電子証明書を保持(会社として承認)していれば、私用のスマートフォンや端末からも接続できるため、BYODのセキュリティ対策が可能。
・ThemiStruct-OTP(テミストラクト-ワンタイムパスワード)
ソフトウェアトークンを用いたワンタイムパスワードによる多要素認証を実現。ワンタイムパスワードの表示デバイスとして、携帯電話、スマートフォン、PCが使用可能で、専用ハードウェアの購入・維持管理費用が不要。
なお、「ThemiStruct-CM/OTP」は、1か月間利用可能なトライアル版が用意されており、実際の発行機能や運用管理機能を試すことができるという。
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