このアーキテクチャにより、個々のユーザの運用ポリシーに沿って、ネットワーク経路制御とITサービスリソースの柔軟なデザイン変更を行い、セキュリティリスクの最小化と運用の効率化を実現するという。
今後、SDNや仮想コンピューティング等のソリューションを提供するベンダー、通信事業者などとともに技術検証を進め、このアーキテクチャに基づいたさまざまなソリューションを開発するとしている。
発表されたアーキテクチャは、ITインフラ上の複数の監視ポイントでセキュリティ製品が検知したイベントがトリガとなり、仮想化技術との連携により、従来のセキュリティ製品単体では実現できない速やかで効果的な対策ソリューションを提供するという。
このアーキテクチャを活用したソリューションにより、ユーザは次のようなメリットを得ることができるという。
- セキュリティリスクの最小化と早期復旧によるITサービスの継続と可用性の維持
- セキュリティ運用の自動化とITインフラ制御による最適化を行うことで、リスク対応の優先順位付けの効率化と処置の迅速化をサポート
- ITサービスにおけるセキュリティ機器リソースの効率化とそれに付随する投資コストの軽減
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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