「Bluemix Dedicated」は、高いセキュリティーと運用管理の負担を軽減しながらハイブリッド・クラウド環境でアプリケーションやサービスの開発と実装を支援するもので、「Bluemix」が提供する価値に加えて、専用のシングルテナント環境を提供することで、各種規制やコンプライアンスへの基準を満たすという。
VPN経由やネットワークに直接接続することで、自社環境と同じように利用することが可能で、IBMが基盤やサービスの運用管理を行うことで、ユーザーはアプリケーションやサービスの構築に注力できるとしている。
また、マルチテナントの「Bluemix」向けに提供を始める「プライベートAPIカタログ」は、オンプレミス環境と「Bluemix」を安全に接続するCloud Integrationサービスに新たに追加した機能によって実現する。
この機能により、ユーザーが運用、管理するオンプレミス環境のアプリケーションの機能やデータを「Bluemix」のカタログ上に専用のアイコンとして追加し、他のサービスと同様に容易に活用することができる。
「エンタープライズBluemixセンター」は、グローバル「Bluemix」組織と連携して、日本のユーザーがエンタープライズ環境において「Bluemix」を活用するための技術支援を行う。このセンターは、将来の拡張や協業に関する相談窓口としても機能し、2015年第1四半期に業務を開始する予定。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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