「MylogStar」は、企業内のすべてのPC操作ログを取得することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化し、業務プロセスの改善に有効活用できるクライアント操作ログ管理専用ソフトウェア。
管理対象となるクライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウなどあらゆる操作ログを記録する。
OSのカーネルレベルでログを取得しているため、ほかのロギングツールでは抜け道となっているような部分でも、正確なログが取得できるとしている。
内部統制において企業に求められる監査証跡管理機能に加え、デバイス制御機能やアプリケーション起動制御などによる情報漏えい予防と、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供するという。
発表された最新版では、セキュリティ強度と運用面の向上を実現するため、暗号化通信取得機能におけるセキュリティ強化と改善した。
これにより「SSL 3.0」の無効化や「OpenSSL」の脆弱性にいち早く対応するとともに、クライアント証明書を必要とするWebサイト参照時の制限が解除できるようになるという。
「MylogStar 3 Release 4.1」の新機能は次のとおり。
- 「SSL 3.0」の無効化
- 「OpenSSL」のバージョンアップ
- クライアント証明書を必要とするWebサイト参照時の制限解除
- Mac OS X 10.6、および10.7環境において動作検証を行いサポート対象として追加
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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