マカフィーは、エンドポイント向けの情報漏えい対策ソリューション「McAfee DLP Endpoint」で利用できるマイナンバー情報検出用ルールテンプレートを提供する。これにより、マイナンバー自体やそれに関連する個人情報などを取り扱う際に12桁の番号を検知し、データの外部への流出や持ち出しを未然に防止することができるという。
また、マカフィーの暗号化スイート製品「McAfee Complete Data Protection」に含まれる暗号化機能と連携し、検出されたマイナンバー情報を暗号化することも可能。
さらに、ネットワーク型DLP製品である「McAfee DLP Monitor」「McAfee DLP Discover」「McAfee DLP Prevent」でも、カスタムルール機能を活用してマイナンバー情報を検出するためのルールを設定することで、ネットワーク上でやり取りされるマイナンバー情報を監視、検知し、外部への流出の恐れがある場合にはデータのトラフィックをブロックすることが可能だという。
マカフィーでは、DLP製品以外にも暗号化製品や情報イベント管理(SIEM)製品を使用した情報漏えい対策ソリューションを提供しており、これらを組み合わせることで、より強固な情報漏えい対策を行うことが可能だとしている。
マイナンバー制度対応情報漏えいソリューションの特徴は次のとおり。
・エンドポイント向け情報漏えいソリューション「McAfee DLP Endpoint」向けにマイナンバー情報検出用ルールテンプレートを提供し、Webや電子メールに加え、USB、スマートフォンなどの外部記憶媒体やオンラインストレージへの不正な重要データのコピーを監視しブロック。
・ネットワーク型DLP製品群(「McAfee DLP Monitor」「McAfee DLP Discover」「McAfee DLP Prevent」)でマイナンバー情報検出用カスタムルールを設定することで、Web、電子メール、ファイルサーバなどのネットワークトラフィック上のマイナンバー関連情報の監視、検知に加え、外部への流出をブロック可能。
・暗号化スイート製品「McAfee Complete Data Protection」による、持ち出しPCや外部媒体に保存されたマイナンバー関連情報の暗号化で、盗難・紛失時の情報漏えいから保護。
・セキュリティ情報イベント管理ソリューション「McAfee SIEM」によるシステムログやセキュリティ製品ログの収集・相関分析により、情報漏えいインシデントを検知・可視化し、詳細原因を特定できるため、事後対応を迅速化。