今回搭載された「重要情報検知オプション」では、人名、メールアドレス、電話番号、郵便番号、住所、クレジットカード番号を重要情報として、検知する対象としている。新バージョンの特徴は次のとおり。
■重要情報の持ち出しを検知・通知
自社や委託先の社員といった内部関係者の不正行為による情報漏えい防止対策として、取得した操作記録を自動分析し、重要情報の持ち出しを検知・通知する「重要情報検知オプション」を開発。この機能により、企業・組織は、操作記録のモニタリングおよびその分析に関わる負荷を軽減するとともに、不正行為を早期に発見することが可能。
■「重要情報検知オプション」が果たす主な機能
- 事前に持ち出し申請したファイル名以外の情報を、社員がシステムから持ち出した場合に、管理者にメール通知
- 社員がシステムから持ち出したファイルに重要情報が含まれる場合には、事前申請の有無に関わらず、管理者にメール通知
これらにより、「SecureCube / Access Check」が取得する膨大な操作記録の中から、疑わしい操作だけを効率的に確認することが可能となり、監査業務の負荷軽減だけでなく、不正な重要情報持ち出しの早期発見につながるとしている。