「TimeTracker FX」は、プロジェクト・工程・業務の可視化や改善のためのツールとして、トヨタ生産方式などの生産現場における作業時間計測と、「見える化」によって生産性を向上させる手法を取り込んで開発した製品。
一般的な「管理者が管理のために使用するツール」にとどまらず、メンバー全員で使用することで業務の可視化などに効果を発揮し、改善活動を強力にサポートする「現場のためのツール」だとしている。
ドラッグ&ドロップ中心の操作性、入力したスケジュールや工数データをグラフなどで可視化する機能、Microsoft ProjectやExcel帳票との連携など、現場で実際に利用するユーザーの使いやすさを追求したという。
「TimeTracker FX 3.8」では、Webブラウザから操作できる「Web Edition」の機能が強化され、工数入力に加えてガントチャートの表示がブラウザ上で可能になった。
「TimeTracker FX」がインストールされていない会議室の共有PCからでも使用可能なため、プロジェクトのキックオフなどでスケジュールを説明したり、進捗会議の場でプロジェクトの進捗状況を皆で確認したりといった活用方法を実現。
出先からでもプロジェクト状況のチェックや工数入力が可能なので、タイミングを逃すことなく、より広い場面で業務に活用できるという。Windowsに加えてMacやiPad、Androidタブレットにも対応している。
さらに、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureといったクラウド環境での利用にも対応。クラウド上にサーバーを置いて運用できるため、初期導入時や管理上のコスト・負荷が軽減可能。
また、日本語と英語に対応しており、日本語版と英語版のユーザーが共存して運用することも可能になっている。