「Salesforce for HR」は、クラウド、ソーシャル、モバイル、データサイエンステクノロジーを基にして、セールスフォース・ドットコムのカスタマーサクセスプラットフォームのメリットを活かし、従業員エンゲージ向けに構築されたものだという。
これにより、企業がこれまでとはまったく違う新しい環境で従業員とつながることを可能にするエンゲージメントシステムを提供することで、既存のHCM環境とHRMS環境をサポートするという。
「Salesforce for HR」の概要は次のとおり。
・従業員ジャーニー:従業員の入社から育成にいたるまで、従業員のライフサイクル全体を通じてさまざまなチャネルとデバイスを横断してOne-to-Oneのエンゲージメントを提供。
・従業員コミュニティ:従業員同士をつなぎ、コラボレーションの風土を醸成するコミュニティを構築。
・HRヘルプデスク:Service CloudをベースにするHRヘルプデスクによって、パーソナライズしたサービスエクスペリエンスを通じ、従業員がいつでもどこでも自分で問題を解決できる環境を提供。また人事管理部門には、従業員からの問題を迅速かつ正確に解決するための360度従業員ビューや情報を提供。
・Salesforce HRアナリティクス:リーダーは、人材の主要業績評価指標(KPI)や生産性評価指標への可視性が高まり、より賢い意思決定が可能。あらゆるデータソースを通じて統一されたビューを手にすることで、リーダーは従業員への新たな洞察を明らかにし、あらゆるデバイスから自分のチームのエンゲージメントを先回りして進められます。
・エンゲージメントアプリケーション:従業員が必要とするモバイルアプリケーションを構築し、自社のビジネスプロセスに統合。これらのアプリケーションによって、従業員はどこにいても採用やオンボーディング、面接、研修などの活動で高い生産性を発揮できるようになる。