「APIクイック・スタート・プログラム」では、まず日本IBMのAPIに関する専門家が企業のIT担当者と無償で討議を行い、APIへの理解を深めてもらうという。次にビジネス担当者向けに無償でワークショップを実施し、APIに対する共通理解を深めるとともに、ビジネスにつなげるための戦略を検討する。その後、日本IBMならびにIBMパートナーが実際のAPI開発を有償で支援するという。
また、開発者向けにAPI管理ソフトウェア「IBM API Management」とゲートウェイ製品「IBM DataPower Gateway仮想エディション」を1年間無償で提供することになった。「IBM API Management」を活用することで、企業はセキュアかつ容易にAPIを作成、公開、運用、分析し、さまざまなAPIを適切に管理し、サービス開発のスピードを向上することができるという。
「IBM API Management」は、Bluemixでも提供されているため、スタートアップ企業などが提供するAPIとの接続も容易だという。有償で「IBM API Management for Bluemix」を利用する場合の参考価格は10万回コールあたり593円(税別)から。
また、IBMが9月に買収を発表した企業向けNode.jsソリューションのプロバイダー、StrongLoopのソフトウェアを活用することで、企業は世界中で使われているオープンな技術であるNode.jsに準拠したAPIを開発することが可能。「IBM SDK for Node.js for Bluemix」は100ギガバイト時間使用あたり735円(税別)から利用可能だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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