「inSync」は、PCやスマートデバイス等のユーザ端末のデータ、並びに、クラウドストレージのデータを一元管理・保護可能にするとともに、各種データガバナンス機能も備えているという。これによって導入企業は、社員の生産性向上とセキュリティ・ガバナンスの両立を実現することができるとしている。
「inSync」の主な機能は次のとおり。
・クラウドストレージとユーザ端末のデータの一元的な管理・保護
Office 365、Box、Google for Workとの統合機能を持ち、各サービス上のクラウドストレージのデータをバックアップ・復元することができる。また、PCやスマートデバイス等のユーザ端末(Windows、OSX、Linux、Android、iOS)のデータのバックアップ・復元も可能。この際に、端末単体ではなく企業全体でデータを重複排除する独自技術によって、帯域やストレージを50~90%削減する。
・データガバナンス
クラウドストレージおよびユーザ端末のデータについて、ガバナンス目的のアーカイブや、PL法・SOX法・e-Discovery法などにおける証拠保全(リーガルホールド)を適用可能。ユーザが利用している全てのデータについて検索調査し、改ざん不可能な監査証跡として確保することで、ユーザや管理者のデータ操作を時系列に閲覧可能にする。
・生産性向上とセキュリティの両立
ファイルやフォルダを、パスワード・有効期限・ダウンロード回数制限の設定の上で外部組織と簡単・安全に共有することができる。また、ユーザ端末のデータ暗号化や位置情報の追跡、リモート/オートワイプによる情報漏えい対策機能も提供。