IntelliFlex、Database on AWSなどの新サービス
Teradata ハイブリッド・クラウドは、オンプレミス、マネージド・クラウド、パブリック・クラウドを組み合わせて利用できる顧客向けの環境であり、これらを組織化することで、エコシステム全体での自動的な同期化、クエリー・ルーティングの最適化、エンド・ツー・エンドの管理など、使いやすさを改善したという。Teradata ハイブリッド・クラウドの新機能は次の通り。
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Teradata IntelliFlex
Teradata IntelliFlex は、MPP(超並列処理)アーキテクチャの次世代プラットフォームで、強力なインメモリー・コンピューティング向けの大容量メモリー構成と、データ・センターでの使用に適合した高密度のパッケージングを提供する。IntelliFlex では、インメモリーの処理レベルが向上し、メモリー容量は既存の Teradata DataWarehouse と比較すると、最大 3 倍のパフォーマンスを実現する。 -
Amazon Web Services(AWS)上で Teradata データベースを提供開始
昨年 10 月に発表された「Teradata Database on AWS」のいくつかのセルフサービス機能が AWS Marketplace から提供開始された。現在、Teradata Database ソフトウェア・エコシステムの高度な分析機能が、年単位、時間単位の両方の従量制課金を含む click-to-subscribe(クリック登録)環境で利用することができる。Teradata Database on AWS は、数ヶ月後に提供予定のパブリック・クラウド・プラットフォームの最初のオプションとなっている。 -
IoT専任チームの新設
テラデータは、Teradata Labs内にグローバル IoT 分析チームを新設した。このチームは、米国、英国、インドを拠点とし、モノのアナリティクス(AoT: Analytics of Things)に関わるイノベーションの開発に注力するとしている。
Yahooとの技術提携
Yahoo! JAPAN は、Teradata Labs(以下、テラデータ・ラボ)との技術提携を通じて、テラデータ・ラボが研究開発する最先端のビッグデータ関連の技術開発に参加し、次世代データ分析基盤に成果をいち早く取り入れることで、ビッグデータ利活用の進化を加速させ、サービスの改善や新規開発に役立てることを発表した。
分析基盤に最新モデルのTeradataを追加導入し、また Teradata QueryGrid™を採用したことで、従来のシステムに比べ、パフォーマンスが最大で40 倍向上した。これにより、広告の効果測定、またページビュー数やアクティブユーザー等のアクセス数の分析作業が効率化し、さらにアクセス・ログデータTeradataへのロードが、日次から 1 時間単位で可能になったことで、鮮度の高い分析が可能になったという。