新モデルのCheck Point 770、および790アプライアンスは、既存の730および750アプライアンスと同様、優れたスループット性能を実現するほか、ファイアウォール、VPN、アンチウイルス、アンチボット、アプリケーション制御、URLフィルタリング、電子メール・セキュリティをはじめとする業界最高水準の包括的な脅威対策機能を搭載しているという。
新モデルは、SMB向けに最適化されたエンタープライズ・レベルのセキュリティ機能を備えている。どちらも802.11ac無線セキュリティを内蔵しており、Wi-Fiネットワークを社員用とゲスト用に切り分けて運用できる。コンパクトな設計を実現し、設定、管理が容易な両アプライアンスは、次のようにSMB向けの機能を備えている。
・サイバー攻撃を防御する高度な脅威対策技術:マルウェアや危険なアプリケーションおよびWebサイトからユーザを保護するエンタープライズ・レベルの脅威対策技術のほか、きめ細かなネットワーク・トラフィックおよびアプリケーション制御機能を装備。
・妥協のないパフォーマンス:実環境で最大330Mbpsのスループットを実現しており、すべてのセキュリティ機能を有効にした場合でも、高速なインターネット接続を維持。
・シンプルなセキュリティ:ITセキュリティ担当者が常駐しない環境への導入を想定 しており、分かりやすいWebベースのインタフェースからわずか数分で設定を完了可能。容易な管理作業に加え、プロバイダによるマネージド・サービス・オプションが用意されているため、人手が限られる環境でも柔軟な運用が可能。
また、マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダ向けとして、次の機能を提供するソリューションが用意されている。
・最大1万台の小規模環境向けアプライアンスを管理可能なクラウド・ベースの強力なセキュリティ管理システムにより、24時間365日の可用性、優れたパフォーマンス、高い拡張性を実現。
・設定は「ゼロタッチ」で済むため、オンサイトに作業員を置かなくても顧客環境にアプライアンスを導入できる。
・プロアクティブな管理、高度な監視およびアラート、顧客のアクティビティ・レポートなどの機能を提供。