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ネットアップ、SolidFireのオールフラッシュストレージ製品と最新ストレージOSを発表

 「SF19210」は、SFシリーズ製品で最も高密度で、従来のSF製品と比較して2倍のパフォーマンスと容量を備えているため、オールフラッシュストレージに要するコストを削減できるとともに、最も低いGB/IOPSあたりのコストを実現しているという。

 実効容量40~80TB、最大100,000 IOPS、1/1000秒以下のレイテンシを備えたSF19210は、高密度な仮想化環境、データベース、そしてパフォーマンス保証、容量のスケールアウト、より高密度なインフラが求められるパブリック/プライベートクラウドインフラに最適なオールフラッシュストレージだという。

 また、SF19210は、QoS保証、高度なスケールアウト型アーキテクチャー、インラインのデータ削減、完全なシステム自動化、VMwareやOpenStackなどの環境との統合など、従来から提供されているすべてのソリッドファイアーの機能を活用できる。

 SolidFire製品のプラットフォーム世代間の互換性保証により、ハードウェアの互換性が確保されるため、顧客はSolidFireの特定世代のストレージ製品にロックインされることなく、自社のシステムを拡張するために最新のフラッシュ技術を備えた新しい世代のSFシリーズ製品をスムーズに自社システムに追加・統合できる。

 これにより、従来の多くの企業向けストレージシステムに必要とされていた、ハードウェアの入れ替え、ストレージシステムの移行、ハードウェアとソフトウェアを含むシステムの全面アップグレード(フォークリフトアップグレード)が不要になり、自社インフラへのこれまでの投資を存分に活用できるとしている。

 ■SF19210の仕様

  • ドライブ:10×1.92TB
  • システムメモリー/リードキャッシュ:384GB RAM
  • 物理容量(ノードあたり):19.2TB
  • 実効容量(ノードあたり):40~80TB
  • パフォーマンス(ノードあたり):100,000 IOPS
オールフラッシュストレージ「SF19210」  

 また、NetApp SolidFireの最新のストレージOSであるElement OS 9は、複数かつ混在するワークロードを俊敏かつ安全で自動化されたインフラ上に統合するために、これまでと同様に業界で最も包括的な企業向けの機能群を提供するという。

 最新のElement OS 9では、新たにVMware Virtual Volumes(VVols)との統合、ファイバーチャネル(FC)接続の拡張性の向上、マルチテナントネットワーク機能の強化など、柔軟性を大幅に向上するとともに、ソリッドファイアーのスケールアウト型オールフラッシュストレージの利用範囲をさらに拡大しているという。

 新たにElement OS 9に搭載された主な機能は次のとおり。

 ・VVolsとの統合:VMwareが提供するVVolsとソリッドファイアーのQoS機能を統合することで、顧客は仮想マシンごとのストレージパフォーマンスを業界最高水準の細かさで制御できる。この機能により、IOPSの上限/下限やバースト時など細かく設定できるため、パフォーマンスの影響を最も注意しなければいけない仮想マシンでも正確な容量やパフォーマンス保証を提供することができる。

 ・ファイバーチャネル接続の拡張性を向上:Element OS 9では、ソリッドファイアーのクラスタ内のファイバーチャネル接続ノードとの接続数を2倍向上し、最大で4ノードまで接続できるようになった。これにより、ユーザーは最大40ノードまでスケールアウトすることができる。また、ファイバーチャネル接続ノードあたりのIOPSを従来の300,000 IOPSから500,000 IOPSまで向上し、4ノードのファイバーチャネルクラスタで最大2,000,000 IOPSのパフォーマンスを発揮する。

 ・強化されたVLAN機能:Element OS 9の新機能により、デフォルトネットワークのタグ付けができるようになったほか、顧客は別々のルーティングテーブルを通じてVLAN上で重複するIPアドレスを利用できるため、限られたIPアドレスを有効に利用できるなど、マルチテナントのネットワーク上でのさらなる柔軟性の向上を実現。

 ・新しいユーザーインターフェース:新たに開発した新しいユーザーインターフェースでは、単一のダッシュボード上にストレージシステムのデータを集約できるため、ユーザーの時間とリソースを節約できる。

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