「ADAudit Plus」の最新版では、画面をフラットUIによる見やすいものへと刷新するとともに、検索やレポート表示の処理速度を大幅に改善した。また、IPアドレスをキーにして、特定のアクセス元以外からActive Directoryにアクセスしようとする動きを検知し、メールによるアラート通知を行うことも可能だという。
「ManageEngine」ブランドで提供する特権ID管理ソフトウェア「Password Manager Pro」と併用することで、標的型攻撃などで狙われやすいActive Directoryのドメイン管理者ユーザーのセキュリティを強化できる。
2015年12月に、経済産業省より公開されたサイバーセキュリティ経営ガイドラインにおいても、Active Directoryの認証サーバーが侵害を受けていないか、ドメイン管理者ユーザーのような特権IDが、不正に利用されていないかを定期的に確認することが示された。
また、現在、地方自治体での対応が推進されているネットワーク強靭化政策においても、各ネットワークに配置されたActive Directoryのログ監査が推奨されている。
「ADAudit Plus」は、上記のようなニーズにもリーズナブルな価格で対応できるという。さらに、地方自治体が推進する「情報セキュリティクラウド」向けの特別ライセンスも提供中だ。
「ADAudit Plus」の最新版のその他の主な新機能および改良点は次のとおり。
- アーカイブファイルに対する検索機能を追加。
- 全てのレポートに対してデフォルト表示期間の設定が可能に。
- カスタムレポートにファイル整合性、プリンタ監査、サーバー監査、ターミナル ゲートウェイサーバー監査のカテゴリを追加。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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