「FileMaker Pro」のデータソースは、多種多様な独自のファイル形式を利用しており、それらに応じて使用されるデータフォーマット、文字コードも様々だ。「FileMaker Pro」へこれらのデータを取り込むためには、取り込むファイルの文字コードやデータフォーマットの統一といった作業が必要となる。しかし、システム連携やデータフォーマット変換はプログラム開発や検証が必要となり、大量のデータ変換処理を効率よく行うためのチューニング作業に時間を要していた。セゾン情報システムズの「DataSpider Servista」と「DataMagic」によってこの問題が解消されるという。
「DataSpider Servista」は、ドラッグ&ドロップで柔軟かつ簡単に企業内外に散在するシステムを連携させるEAIツール。「DataMagic」はデータ加工やデータ変換プロセスに特化した超高速データ変換アクセラレーター。「DataSpiderServista」や「DataMagic」を「FileMaker Pro」と組み合わせることで、ノンプログラミングで複数データの結合、集計、文字列の切り出しといったデータ加工や、他システムとの連携の自動化ができる。
なお「DataSpider Servista」と「DataMagic」は、「FileMaker Pro」との接続検証を完了しており、さらに「DataMagic」の次期バージョンにおいては「ODBCオプション」の対応DBとして「FileMaker Pro」を追加予定だ。
セゾン情報システムズは、2016年11月9日(水)~11日(金)に開催される「FileMaker カンファレンス2016」にてブース出展し、上記製品のデモンストレーション展示がおこなわれる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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