「MylogStar」は、クライアント操作ログ管理製品として、内部統制において企業に求められる監査証跡管理機能に加え、デバイス制御機能やアプリケーション起動制御などによる情報漏えい予防と、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供する。
また、導入環境に合わせて1台のスタンドアロンPCからクライアント30,000台のエンタープライズシステムまで、規模やコストに合わせたさまざまなラインナップでログ管理をサポートするとしている。
最新版では、各企業における標的型攻撃への対策をサポートすべく、「MylogStar」の機能拡張および取得する操作ログから、標的型攻撃を検知するための設定ガイド(標的型攻撃対策ガイド)を用意した。この設定により、不審なアプリケーション実行・ログオン試行・データ転送・不審な行動(痕跡の消去)などを検知・把握することを可能にするという。さらに検知した内容は、管理者へアラートとしてメール通知することができる。
これにより各企業は標的型攻撃(初期潜入段階~端末制御段階~内部活動段階)の進行段階に応じた状況の把握と、その対策の検討が可能になるという。
「MylogStar 3 Release5」の新機能は次のとおり。
- 標的型攻撃対応機能の実装(標的型攻撃対策ガイドも用意)
- ログ検索の処理速度を改善
- Windows 10 Anniversary Update上での動作サポート
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア