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システムインテグレータ、データベースのコンバージョンを実現するデータベース開発支援ツールに最新版

  2016/12/15 14:15

 システムインテグレータは、データベース開発支援ツール「SI Object Browser ER」の最新版を2017年1月30日に販売開始すると発表した。

 「SI Object Browser ER Ver.9.0(OBER)」は、「データ移行機能」「モデル検証機能」「データ移行ナビ」などの機能により、一連のコンバージョン(移行)作業を自動化し、簡単にデータベースを異種データベースに変換することができる。

 主要データベースすべてに対応しており、どのような組み合わせでも移行可能となっている。また、同種データベース間の移行も行えるため、本番環境をベースに開発・テスト環境のデータベースを作成したり、逆に開発・テスト環境のデータベースを本番環境に移行したりする用途でも利用できるという。

 そのほかにも、通常のバージョンアップとして、エンティティエディタグリッドへのペースト機能や新規リスト系(ストアド、リレーションシップ、オブジェクト一覧)の追加など、さまざまな機能を追加実装している。製品の特徴は次のとおり。

 ・データ移行機能

 「OBER」は、Oracle、SQL Server、PostgreSQL、MySQLなどの異種データベース間で相互にデータを移行することが可能。「OBER」で移行元のテーブルをベースに移行先のデータ型に合わせたテーブルを展開し、移行元と移行先のテーブル間でデータをコピーする方式を採用している。

 各データベースのデータ型対比表を持っているため、例えば日付型項目のフォーマットを意識する必要はない。また、通常ではINSERT文では移行が難しいバイナリデータも簡単に移行することができる。移行の妨げとなる外部キーやトリガーの一時的な無効化や、カラムごとに固定値やNULL値を設定することもできる。移行に失敗したデータは行ごとにログとして出力されるので、後で失敗データを検証することも可能。

 ・モデル検証機能

 「OBER」は、移行元データベースをベースにして作成したERモデルに対し、コンバージョンでエラーとなる箇所の有無を検証する。データベースに合致したデータ型が設定されているか、日付型デフォルト関数が正しいか(SQL ServerにSYSDATEが設定されていないか)、スキーマが未設定だが問題ないか……など、モデルの不具合や確認事項を抽出する。

 これらの検証はいつでも実行可能だが、データ移行の前段階、テーブル移行時(フォワードエンジニアリング前)に実行するとより効果的。抽出された項目から各画面に移動でき、即時に修正することができる。

 ・データ移行ナビ

 「OBER」を使用してデータベース移行をする手順は、「移行元DBからテーブル情報をリバース」→「移行先DBにデータベースタイプを変更」→「移行先DBにテーブル情報をフォワード」→「データを移行」となる。「データ移行ナビ」画面では、この手順をわかりやすく説明、ナビゲートする。大筋の移行手順に加え、注意点や確認事項などもあわせて案内しているので、初めて使う人でもスムーズに移行することができる。

 ・その他機能改善

 類似属性名検索機能や日付型デフォルト関数を一括で変換する機能など、データベース移行に便利な機能追加・改善を行った。選択中のエンティティ - リレーションを目立たせる機能などデータ移行機能以外にも細やかな改善を行った。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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