リコーは、2016年5月にデジタルフルカラー複合機の中・高速クラスのラインアップを一新し、操作部に10.1インチWSVGA大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を全モデルに搭載した。フリックやピンチイン・ピンチアウト、ドラッグなど、指先ひとつで直感的な操作が可能で、スマートデバイス同様にアプリケーションが実行できる。
また、このパネルから「RICOH アプリケーションサイト for MultiLink-Panel」に接続することで、業務課題やニーズに合うアプリケーションを、ユーザー自身で複合機に簡単にインストールすることが可能だという。これにより、業務に合わせて、複合機をクラウドサービスの入出力端末として使うことができる。
リコーは、パートナーに対してリコー製複合機との連携ソフトウェアの開発・販売を支援するRicoh Developer Programにおいて、RICOH SmartSDKを提供するなど、クラウドサービスを提供するパートナーと連携したソリューション開発を強化する。
このプログラムを活用したクラウドソリューションの提供により、クラウドの世界とリアルなオフィスの世界との間を複合機が取り持ち、自由に情報交換を行うことが可能となるとしている。
リコーは、これまでサイオステクノロジー、きりんやBoxをはじめとした数多くのパー トナーと連携してきたが、今回新たにコンカーと連携し、経費精算・管理を効率化する 複合機連携クラウドソリューションを提供する。
このソリューションにより、複合機で領収書をスキャンするだけで、コンカーが提供する出張・経費精算管理クラウドシステムにデータを取り込み、経費精算業務を効率的に行うことができるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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