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DataRobot、東京オフィスを開設しエンタープライズ向け機械学習自動化ソリューションを展開へ

  2017/02/28 13:15

 米DataRobot社は、2017年度より東京オフィスを新設し、日本市場において本格的にビジネスを展開すると発表した。カントリーマネージャーには、前日本ネティーザの原沢滋氏が2月28日付けで就任した。

 就任にあたって原沢氏は、「昨今のAIブームによって、日本のビジネス環境は大きく変わろうとしています。その中で、機械学習の自動化ソリューションである「DataRobot」を、日本の皆様にご紹介できることを嬉しく思っています。今回、日本でのオフィスを開設するにあたり、営業、サポート、マーケテイングと増強し、日本のお客様のお役に立つ事ができるよう精進してまいります」と述べている。

 DataRobot社は、2015年11月にリクルートホールティングのファンドにより出資を受け、同年末に現チーフデータサイエンティストのシバタアキラにより日本支社を始動させた。2016年7月には日本の販売代理店として、新日鉄住金ソリューションズを迎え、多くのメディアも最先端の人工知能として取り上げているという。

 DataRobot社は、昨今の人工知能におけるビジネスの変革とますます拡大する機械学習マーケットにおいて、日本マーケットは世界で最もフォーカスすべきマーケットの1つとして、全社で注力していくとしている。

 「DataRobot」はエンタープライズ機械学習プラットフォームで、機械学習プロジェクトの各ワークフローを大幅に自動化することでデータ活用を飛躍的に向上させるという。優れたユーザーインターフェイスによる高い操作性だけでなく、一般的な機械学習ツールでは機械学習フローをデータサイエンティストが設計しなくてはならないのに対し、事前にソフトに埋め込まれた強力なデータサイエンティストの知見を自動で選択するという。

 それにより、誰でも簡単に超高精度の予測モデル生成が可能で、高速なモデル生成に加え、モデルのビジネス導入までを自動化しているため、事業への展開がスムーズに行えるとしている。

 「DataRobot」の最新版Ver2.9の特徴は次のとおり。

 ■ローカライズ

  • ユーザーインターフェイスの完全日本語化
  • マニュアルの完全日本語化
  • 日本語テキストデータへの対応(自動NLP処理)

 ■入力データ環境の追加

  • Linux版に加え、Hadoop版の提供を開始

 ■新しいアルゴリズムの導入

  • TensorFlowライブラリーを使った深層学習アルゴリズム
  • RandomForestビニング処理と回帰モデルのハイブリッドアルゴリズム

 ■モデルの透明化と予測の解釈:モデルをより深く解釈するための機能を多数搭載

  • モデル精度の計測:検定パーティショニング、交差検定
  • モデル精度の特徴精査:Lift Chart、RoC Curve
  • 精度に寄与する入力変数:特微量インパクトの計算
  • 特徴量と予測の関係分析:モデルX-ray
  • モデル係数の詳細:回帰モデルにおけるモデル係数の書き出し
  • 予測値の解釈:リーズンコードによる予測値の説明

 ■モデルのエクスポートが可能に

  • バイナリモデルのエクスポートとインポート
  • 自社環境で実行可能なスクリプトのエクスポート

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。


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