Black Swan社は、SNSや天気、ニュースなどの外部データと、企業が保有する販売や在庫実績、会員情報などの内部データを、統合的かつ柔軟に分析できる独自開発の基盤を活用し、ビッグデータ分析サービスを提供している。
シンプルでデザイン性があるBlack Swan社の統合分析基盤は汎用性が高く、欧米では各分野のグローバル企業に採用されており、主に需給予測の精度向上、商品開発の支援、広告予算の最適化、業務プロセスの改善を支えているという。
MKIでは、2014年より流通・小売業に向けて自社開発の分析予測ソリューションの提供を含め積極的な研究開発を行ってきた。今後はBlack Swan社のソリューションとMKI独自で培った分析ノウハウを融合し、国内市場に向けた新たなデータ分析サービスの展開を目指すとしている。
MKIの親会社である三井物産は2016年3月にBlack Swan社に出資を行い、日本を含むアジア市場への参入を支援している。