SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

2017年第1四半期国内PC出荷台数、前年同期比6.3%増の313万台――IDCが実績値発表

ビジネス市場は6.3%増で193万台

 2017年第1四半期(1月~3月)の国内トラディショナルPC出荷台数は、ビジネス市場が193万台、前年同期比6.3%増、家庭市場は120万台、同比6.4%増、計313万台、同比6.3%増となった。

 今期は、ビジネス市場と家庭市場が揃ってプラス成長を達成した。ビジネス市場は2016年第2四半期(4月~6月)から3四半期連続で二桁成長を示したが、これはマイクロソフトのポリシー変更などによる影響が大だった。2017年第1四半期は目立った特需のない状況で6%超の成長を達成したということで、ようやく安定的な成長基調が見えてきたといえる。家庭市場については、主にベンダーダイレクトチャネルが成長をけん引しました。IDCでは、家庭市場は2016年で下げ止まり、2017年は徐々に回復に向う年となるとみている。

ベンダー別ではデルと日本HPの躍進が目立つ

 上位5社のベンダーシェアについては、1位から順にNEC レノボ グループ、富士通、日本HP(HP Inc.)、デル、東芝となった。2016年第4四半期(10月~12月)は3位がデル、4位は日本HPだったが、2017年第1四半期は3位と4位が逆転する結果となった。

 NEC レノボ グループは、ビジネス市場で前年同期比1.0%増、家庭市場では同比3.1%減となり、全体では0.7%減となった。Lenovoブランドの好調をNECブランドの低迷が相殺する結果となった。

 富士通は、ビジネス市場で前年同期比3.0%減、家庭市場では同比9.6%増となり、全体では0.3%減となった。新モデルが富士通の家庭市場の好調をけん引した。

 日本HPは、ビジネス市場で前年同期比21.5%増、家庭市場は同比8.3%増、全体では19.6%増と、ビジネス市場、家庭市場とも勢いのある結果となった。ビジネス市場では従業員規模1,000人未満のセグメントで好調だった。

 デルは、ビジネス市場で前年同期比24.7%増、家庭市場は同比38.6%増、全体では28.6%増となった。ビジネス市場、家庭市場とも伸びが顕著で、トップの成長率を達成しました。ビジネス市場では従業員規模1,000人未満のセグメントで好調であり、家庭市場ではベンダーダイレクトチャネルがけん引した。

 東芝は、ビジネス市場で前年同期比1.3%増、家庭市場では同比13.7%減、全体では5.7%減となった。

 IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション グループマネージャーの市川和子氏は「ビジネス市場では昨年から拡大に転じていたが、家庭市場でもようやく回復のトレンドが見えてきた。しかしながら、家庭市場において今後も5%~6%の伸びが続くとはIDCではみていない。前年比でマイナスにならない程度の水準で推移すると予測している。ビジネス市場は昨年第2四半期以降の伸びに比べると落ち着いたが、これが本来の実力と考えている」とコメントしている。

参考資料:2017年第1四半期 国内トラディショナルPC 出荷台数 トップ5ベンダーシェア、対前年成長率[実績値]
(作成:IDC Japan)  

 今回の発表は、IDCが発行する「国内PC市場 2017年第1四半期の分析と2017年~2021年の予測」にその詳細が報告され、2017年第1四半期の国内PC市場実績と2017年~2021年の市場予測が掲載されている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/9310 2017/05/23 14:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング