このサービスは、ISIDによる「CALC」の解析ツール販売と解析・コンサルティングサービス提供、クウジットによる「CALC」の顧客向け教育プログラム提供で構成される。
ソニーCSLでは、大規模で多様な実データから高精度な因果モデルを推測し、現状を把握してビジネスの施策決定を支援する独自のAI技術「CALC」を開発した。「CALC」を適用することで、従来の解析手法では推定が難しいデータ内関係因子の直接的な相関が明瞭になり、経営上の選択肢を明確化できるため、より確度の高い意思決定を行うことができるようになるという。
なお「CALC」の技術は、過去数年間にソニーグループのエレクトロニクス、金融、エンタテイメントなどの広範な事業分野において、製造、設計、マーケティング、サービスなどの分析に適用、その有効性を実証しており、その後、2016年度よりISID、ソニーCSL、クウジットの3社で、製造業やサービス業などの顧客企業において、製造プロセス・マーケティング・サービス等に試験適用し実績を積み重ねてきた。
このサービスにおける各社の役割は次のとおり。
- ISID:顧客向け製品開発、営業推進、データ解析・コンサルティングサービス提供
- ソニーCSL:アルゴリズム開発などの機能・性能向上のための研究開発
- クウジット:CALCミドルウェア開発、データ解析・顧客向け教育プログラム提供
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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