今回の協業により、Google Cloud Platformのスペシャリスト集団であるクラウドエースが、Google Cloud Platformトータルサポートサービス「クラウドエース」の一環として、F5の「BIG-IP ASM」を活用したインテグレーションを行うことが可能になる。これにより、Google Cloud Platformのセキュリティ機能が、さらに強化されることになるという。
加えてクラウドエースは、Google Cloud Platform上でのアプリケーションを開発可能なDevOps体制を持っており、ここでF5のアプリケーションサービスプロキシやコンテナコネクタを活用することで、アプリケーションを迅速に展開したいという顧客のニーズに応えることも容易になるとしている。
また、今回発表された協業を通じて、クラウドエースがF5の「クラウドパートナープログラム」に参加するとともに、F5もクラウドエースの「クラウドエースパートナーズ」にソリューションパートナーとして参加する。
すでにF5は、Google Cloud Platformでも「F5 BIG-IP仮想アプライアンス(BIG-IP VE)」の利用を可能にしている。また、Google Cloud Platformに対応したクラウドテンプレートも提供している。これらに加え、コンテナ環境でアプリケーションの開発やテスト、スケーリングを柔軟に行うことが可能な「アプリケーションサービスプロキシ」や、コンテナ上で稼働するアプリケーションへのアプリケーションサービス実装を容易にする「コンテナコネクタ」といった、新たなクラウド環境に対応した幅広い製品ラインも追加している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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