「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」は、個々のシステム単位で本番環境から復旧環境へ切り替える従来の方法ではなく、業務単位でシステム復旧を捉えてシステム復旧の手順を標準化し、人を介することなく自動化にてシステム復旧を行えるという。
企業は、すでに構築済みのシステム復旧の仕組みを生かしながら、新たなシステム復旧のシステムを構築するため、コストを抑えた対策が可能になる。また、復旧のプロセスをダッシュボードで可視化できるため、復旧状況を把握しやすくなるという。さらに、本番環境を停止させることなく切替シミュレーションができるため、復旧の訓練を充実して行うことができる。
「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」は、ソフトウェアとして提供するため、企業の要件に合わせて柔軟なシステム復旧の環境を構築できる。また、運用支援までを含めたサポートを希望する場合は、クラウド・サービスとして「IBM クラウド・レジリエンシー・オーケストレーション」の提供を開始している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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