SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2022

2022年6月28日(火)13:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Operation Online Press

これからはICT基盤をシェアリングで――新会社ネットワンネクストが目指す世界

 ネットワンシステムズが新会社ネットワンネクストを設立した。主な事業はICT基盤の第三者保守、レンタル、再生品販売。キーワードだけ見ると古い印象があるが、その背景や狙いはいったい何か。新会社 代表取締役社長に就任した福本英雄氏に話を聞いた。

EOLを過ぎてもまだ使えるICT機器、なんとかしたい

 ネットワンシステムズは2017年からICT基盤をサブスクリプションンサービス「NetOne "all in" Platform」で提供しており、この事業拡大のために新会社ネットワンネクストを設立した。新会社は2019年4月1日から営業開始しており、引き合いは強いという。ネットワンネクスト 代表取締役社長 福本英雄氏は「こんなに市場のニーズが高かったのかと驚いています」と予想以上に順調な滑り出しに手応えを感じている。

ネットワンネクスト 代表取締役社長 福本英雄氏

 今は「モノ売りからコト売り」へシフトしている時代。ネットワンシステムズも例外ではない。これまでは型番指定でネットワーク機器などを販売していたが、今ではICT基盤を機能として提供することが求められてきている。

 ICT基盤で使うモノには寿命がある。サポート終了、修正・更新プログラムの提供終了となる「EOL(End of Life)」を迎える前に、買い換えなくてはならない。福本氏によると「(ICT関連製品の)マイグレーションサイクルは短くなってきている」とのことで、システムの更改が利用側にはますます重い負担としてのしかかる。  

 一般的に、ネットワーク機器は比較的壊れることはない。また、ネットワーク機器がICT基盤でボトルネックとなり、買い換えで性能向上ができていたのははるか昔のことだ。EOLを過ぎるとサポートや保守でリスクを抱えることになるが、なかなか買い換えようとする意欲にはつながりにくい。本音では「もったいない。まだ使えるのに」だろう。セキュリティ強化や運用管理の利便性向上など、特殊な理由があれば別なのだが。  

 そうした背景をうけ、ネットワンシステムズでは先述したように2017年からICT基盤のサブスクリプションサービスを提供している。ここが布石となり、今回の新会社発表へと至る。  

 ネットワンネクストのビジネスは大きく分けて3つの柱がある。まずはEOLが過ぎた製品の第三者保守で、初年度の8割はこれが占める。ほかはレンタルと再生品販売だ。3年間で売上高50億円を目指している。  

 第三者保守は「EOL製品を延命したい」「高いクオリティの再生品を使いたい」という需要に応える。福本氏によると、ここが最も引き合いが強いという。ミッションクリティカルなシステムや社会インフラとなるシステムなど、最先端の設備が必要なところは別として、一般的なオフィスであれば最先端の設備である必要はない。そうしたところに第三者保守は歓迎されるだろう。レンタルだと検証環境やイベントブースなど短期間だけ必要になる環境での需要が高い。なお対象となる製品はネットワーク機器が多いものの、サーバーなども扱う(ブレードサーバーは除く)。

次のページ
ICT基盤をシェアリングで

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Operation Online Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/12022 2019/05/17 06:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年6月28日(火)13:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング