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DaaSニーズ急増、注目度高いWVD……AzureのVDIを積極推進する3社が語る最新動向

日本ビジネスシステムズ:様々なニーズに対して、Customer Firstで最適な提案を

日本ビジネスシステムズ ITソリューション統括本部 テクノロジーソリューション本部プラットフォームソリューション部 マネージャー 久保田 龍氏
日本ビジネスシステムズ ITソリューション統括本部
テクノロジーソリューション本部プラットフォームソリューション部
マネージャー 久保田 龍氏
(撮影:太田 やすお)

── VDIを検討されるのはどういった課題・きっかけからが多いと捉えていますか。

久保田:VDI導入を検討する理由はいくつかありますが、代表的にはワークスタイル変革、災害対策、端末の紛失・漏洩などがわかりやすい理由です。特に端末の紛失・漏洩は昨今のご時世もあり敏感になっている企業が多いです。VDIを利用することで、自宅の端末からアクセスできるようになれば防げます。

月岡:クラウドとオンプレミスを比べて考えると、管理がしやすくなるというのもよく挙がる声です。ただ管理がゼロになるかというとそうではないので、管理の仕方の質が変わる形というイメージです。

── Azureを利用したVDIの導入メリットをどう捉えていますか。

久保田:Azureを含めてクラウドのVDIという視点だと、まず初期費用のコストメリットが挙げられます。クラウドであれば、ハードウェアを準備するなどの必要がなくなり、一度利用できる環境を用意すれば、後は利用したい時に利用する、必要がない時には使わない、削除するといった柔軟な対応ができます。小さく始めて、まずはお試しで使ってみましょうという感じで利用できる点は、柔軟な働き方を実現するという面はもちろん、災害等の対応時にも便利です。

月岡:ニーズの高まりもあり色々なサービスが乱立している印象がありますが、Azureを利用するメリットは多くの日本企業がWindowsやOffice、Office365を利用しているという点から、トータルでの統一感や一貫性が出せる点だと思います。特に大企業となると、Windowsを使われているお客様が圧倒的に多いので、Azureとの親和性が高く、提案もしやすいです。既に利用しているので、その延長線上で使ってみようとなります。

日本ビジネスシステムズ株式会社 ITソリューション統括本部 テクノロジーソリューション本部 プラットフォームソリューション部 アシスタントマネージャー 月岡 健一氏
日本ビジネスシステムズ ITソリューション統括本部
テクノロジーソリューション本部 プラットフォームソリューション部
アシスタントマネージャー 月岡 健一氏
(撮影:太田 やすお)

── 御社ではどのようなアプローチで課題解決を図っていますか。Azureを利用したVDIの活用事例もあれば教えてください。

久保田:災害対策での活用事例となりますが、オンプレミスのVDIを災害対策として利用する場合、別のデータセンターにまったく同じ形でVDIを構築するとなると、本番環境とは別にもう一つ環境を作らないといけないため、非常にコストがかかります。

 一方クラウドを利用すれば、事前に利用できる環境を構築しておいて、実際に災害が起きた際にだけ使うといった利用が可能となりますし、普段は停止しているので利用料金も安くなります。イニシャルコストを抑えつつ、ランニングコストは必要な分だけ支払えばよいので、柔軟な運用が可能となります。

月岡:VDIは導入のニーズが様々です。実際に運用する中で使わなくなったというケースもあり、導入後の柔軟な対応を見据えるならば、やっぱりクラウドがおすすめですね。

── 今後の展望について教えてください。

月岡:最近だとWVDの話題がホットです。他のベンダー製品も含め、今後はクラウドでのVDIが今後より活況になってくると想定していますので、お客様のニーズに柔軟に応えていきたいと思っています。

久保田:弊社は企業理念として、Customer Firstを掲げていますが、いかにお客様に対して最適なものを提供できるかに尽きると考えています。さらに変化が激しい時代なので、それに対応するスピードも求められていると感じます。クラウドの最大のメリットはスピードと柔軟性です。マイクロソフトゴールドパートナーとして弊社が長年培った経験と、弊社が有する多数のAzure認定エンジニアの技術力を総動員し、クラウドのスピード感を最大限活かしてお客様の期待に応えていきたいですね。

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パーソルプロセス&テクノロジー:WVDにより構築自体は容易に、+αで付加価値の高い提案を

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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