プロジェクトを円滑に進めるためにはPMBOKの理解が必要
従来、プロジェクトマネジメントといえば、プロジェクトマネージャ個人の勘と経験と度胸、いわゆる「KKD」が頼りでした。現在でもこの部分を完全に無視はできませんが、大規模で複雑なプロジェクトになると科学的な手法が必要となってきます。
ITベンダー側では、科学的なプロジェクトマネジメントの手法としてPMBOKを積極的に導入しており、仕事をする上での共通語に位置づけています。したがって、プロジェクトを共同で円滑に進めるためには、ユーザー企業の情報システム部門としても、その考え方や構成、用語などについて理解しておくべきでしょう。